なぜ起業したのか?
今回、自分がなぜ起業したか?についてお話したいと思います。
私は女将という仕事が天職だと信じていました。
旅館には色々な方がおみえになります。
悩みを抱えている人や病気から立ち直り休養におみえになる方。
家族仲良く休日を楽しむ方、ビジネスのお客様。
普段、出会うことも話すことも出来ない方々とも垣根を越えて、おつきあいが出来ました。
そして、それぞれの希望する過ごし方のお手伝いやイベントを成功させて
笑顔を増やすことに生きがいも感じていました。
働く人を笑顔にする!業者様を笑顔にする!
それがお客様の笑顔につながることも、熟知していました。
それが企業の繁栄にも繋がることも経験してきました。
そんな私は「職業女将」として当初から、出前授業で学校に出向きサービス業の楽しさややりがいの話をして回りました。
地域のコミュニティ会場や各企業様でも講演する機会も増えていました。
覆面でホテルや旅館の調査に入る仕事も入って来ていました。
実際に、再生や経営改善の依頼を受けることもありました。
「職業女将」という存在を理解して貰うまで、随分永くかかりました。
そうして、長い年月の経験から、女性ならではの仕事なのに、なぜ理解されなかったかもよくわかりました。
ひどい言葉を言われたり、存在すら認められない時もありました。
しかし・・・・女性特有の考え方が邪魔をしていたことも今なら理解できます。
こんな学校です。学校運営
それら全ての経験を、これからはホテルで出会ったお客様だけでなく、もっともっと大きくとらえ色々な分野で生かしていきたいと思いました。
その根底にある考え方が「慮る力」なんです。
それらのノウハウを働く女性の学校を作ることで、スピーディーに女性の能力が開発され、その女性を起用、活用することで
企業様が急成長する仕組みを作りたくなりました。
そして、そして・・・・
なかなか想いを口に出せない女性のための「現代版駆け込み寺」もアジールやまぐちと名付けてスタートしました。
輝く女性を多く育ててバックアップしていきたい・・・そんな想いが起業するきっかけなりました。
つづく・・・