いのちのコラム~第10章~
私たち人間は、表面に見せる言動と本音の気持ちがあります。
本音の気持ちに自分自身が気づいていないこともあります。
こころの奥の本当の叫びについてお伝えします。
敵意の裏には、「怯え」があります。
怒りの裏には、「依存」「抑うつ」があります。
苛々するときは、もどかしい、阻まれた思いがあります。
誇大の裏には、どこかで惨めな思いがあります。
物を投げつけたときは、思いを届けたいと思っています。
昼夜逆転している場合は、夜にひとりになり安心したいのです。
物質依存しているときは、空虚さや寂しさを埋めたい気持ちです。
自己嘔吐しているときは、何か受け入れたくない、むなしい気持ちです。
脅迫・夜尿の場合は、溢れる思いを出したくない、辛抱して我慢しています。
死にたいと思う、手首を切りたくなる気持ちのときは、居場所がない、助けて、生きていたい、思いを伝える術がないなどと、自分自身が本当の自分自身に助けてという叫びです。
こころの奥の本当の叫びに、何か気づくことがありましたか。
次回からもう少し詳しくお伝えします。